ことこと煮こんだ何か

どうしようもない日々

忘れたくない夏だよインマイハート

基本接触しないし記憶力も悪いわたしが、すごく覚えている接触のひとつについて書きます。


2013年夏、千里セルシー。わがまま気のまま愛のジョークと愛の軍団のリリイベ。CDは並ぶのがどうにも面倒で、また後から買うつもりだしいいや、とスルーすることに。2階で場所取りした後はミスドやら他の店やらで時間を潰し、時間になったら戻って、2階から春のミチシゲイレブンぶりに見る娘。をドキドキしながら眺めていました。

そしてライブが終わって握手ターンには入りまた暇に。もう1回ぶらついてくるか…と思っていたところに「今ならCDすぐ買えますー!」とスタッフの叫び声が聞こえました。脳が興奮でやられていたわたしは速攻売り場へ足を向け1枚購入、握手に参加することに。

一般人が通りまくるスペースとはいえ、優先エリアはほぼカラーTの強者ばかり。目立たず応援したい、でも娘。が好きだと主張したい自意識過剰なわたしの武器は、ミチシゲイレブンの時に買った緑色のシュシュだけでした。

まだ今のようにアクセサリー類に厳しい時代ではなかったので、手首につけて参加。高速だけどとにかくかのんちゃんにコメントだけはしよう、と自身に言い聞かせながらぼうっとしたまま他メンと握手し、最後の方にかのんちゃんが。

「だ、大好きですぅ!」

どもるヲタクにかのんちゃんはにこっと笑って握手しようとして、そして手首にある自分の色のシュシュに気がつき、あっと声をもらして、

「ありがとうございますー」

と握手する直前、ちょいっとシュシュを引っ張って、最高の笑顔で応えてくれました。

その時の血管ぷっつりイってしまったわたしのキモいツイートがこちらです。


こういうことされるとヲタクは軽率にもっと好きになっちゃうから!


あの時たまたま隣でライブを見ていた同い年ぐらいの女性の方が、シュシュを見て「それコンサートのグッズですか?」と尋ねてくれたのに対して「そうなんです!しかも!さっき握手で反応して触ってくれたんです!」と鼻息荒く答えてしまったぐらいには興奮MAXでした。あの時の方本当にすみませんでした。


普段は接触に熱はないけど、認知されたくなる気持ち、わかるなあ……となった瞬間でした。