ことこと煮こんだ何か

どうしようもない日々

年下アイドルを推す、ということ

前に書いた「リアルアイドルのキャラクター設定」にもつながる話なんですが。


わたしは二次元キャラだとかわいい系より俄然美人系に弱いのですが、まあ基本美人キャラって年上ポジションです。さらに言えば元気よりクールというか落ち着いたタイプ、守られるより守る強い立場の人に弱くもありました。なので、好きになるキャラクターも大人ポジが多めでした。たとえばCCさくらで好きな男性キャラは雪兎(月)>>桃矢>>>>(越えられない壁)>>>>小狼でしたね、わかりやすいですね。

しかし、わたしは世代でいうとベリキューお姉さんズと同級生、娘。でちょうど欠けてる学年です。今のハロプロはももと舞美は同い年、他は全員年下。舞美は℃-uteの推しですが、ほかの推しは全員わたしよりも若いわけです。

かのんちゃんはといえば7歳年下。小学校すらかぶりません。今は高校3年生なので幼い扱いされることはなくなりましたが、さすがに加入当初の小学6年生を全力で推せるか?と言われたら正直迷うし自分をロリコンか疑います。

まあでも2012年秋に中学1年生だったかのんちゃんを「推し」に定めてから、ここまで見守ってきて思うのは、「人に惚れこむのに年齢は関係ない」ってことです。

ここで言う惚れこむというのは当然恋愛的な意味ではありません。好き!と思えるその人の感性、センスが対象で、それは人によって歌であったりダンスであったり演技であったりビジュアルであったり性格であったり、はたまたその複合であったりと色々でしょう。そのセンスをその人が持っているかどうかに年齢は関係なくて、逆に言えばどんなに小さい子でもうわあ素敵なもの持ってるなあ、と思えるセンスを持っている可能性がある。

以前の記事で「リアルアイドルにとってキャラ設定なんて曖昧だ」と書きましたが、これになぞらえていえば「たまたま好みのセンスを持つ子が年下だっただけ、年が上でも好きになってたと思う」です。…なんかこう書くとますますロリコン臭増すな、おかしいな。


ただ年下だから、自分がその年齢の時にどんな風に過ごしていたか、どんな状況に置かれていたか、どんな考え方をしていたか、そういうのはリアルに重なる。年上はその精神状態ってミステリーというかあまり理解できなかったけど、年下はあーそういう時期だよね、と納得することが多いというか。

そういう意味では年上より、年下の方が身近なのかも。で、大丈夫わかるよ見てるよ応援してるよ!とさらに肩入れしたくなる。そこが、年下を推す時の最大の特徴なのかもしれないなあ、なんて思いました。