ことこと煮こんだ何か

どうしようもない日々

あーかい鞘師と緑のすーずき!

とうとう明日。というかもうこの時間にはすでに見送り終えてるわけで。すでにめいめい卒コンのセトリとレポで精神めちゃくちゃなのに、わたしは明日大丈夫なんだろうか…。


必死に気を取り直して。昨日はぽんぽん、ときたら今日はこれです。りほかの。

ほとんど人と繋がらず、たまーにリツイートやふぁぼをいただくレベルのわたしのツイッタードルヲタ垢において、これまで一番バズった(と言うほどでもないけど)ツイートがこれでした。


わたしにとってりほかのは「絶対神様細工したでしょ」と問い詰めたいぐらいの正反対と鏡写しのバランスが最高で、まさに二次元のライバル兼仲間の関係性そのもので、ヲタク心をハンパなく揺さぶる設定力でした。こんなのヲタクが勝てるわけないじゃん!絶対好きじゃん!無理じゃん!

結果的にばくわら世代は最大勢力レベルに人数が増えましたが、それでも同期で同い年っていうのは「仲良し」とか関係なく「一番近い」存在であることは間違いなくって。ぐんぐん出世していく鞘師と、暗黒期に突入したかのんちゃん、それぞれ立場は全然違うけど同じようにもがき苦しんでいて。でもこういう言い方はアレだけどそれもまたドラマティックで、いつかステージ上で並び立つ姿を夢見ながらりほかのを見つめ続けてきました。

そしてその夢は一瞬叶いました。わき愛2番サビ「愛はもっとほろ苦い」と背中合わせで歌ったりほかのに、全俺が歓喜しました。



とうとうりほかのが2人で歌った。いつかは、2人のダブルセンターが見たい。その夢が叶うまでずっと応援しよう、そう思いました。

でも、そうはならなかった。

鞘師の卒業が発表され、りほかのダブルセンターの夢が潰えて。受け入れはしたけど整理はできてない、そんな気持ちのまま行ったわたしにとってラスト鞘師ライブとなるOMW!リリイベ。しかしわたしはそこでとんでもない瞬間を目撃します。

MCで突如行われた「鞘師王決定戦」。鞘師と友達になろうとそれぞれ話しかけていくという企画で、手を取ってもらえたらOK。メンバーが次々挑戦していく中、大トリとなったかのんちゃんは「今りほちゃんに普通に言いたいこと言うね」と前置きして、こう語りかけました。
鈴「年末までさ、あとちょっとじゃん」
鞘「そうだね」
鈴「だもんで、その先はさあ…『ただの』友達としてよろしく!…(なかなか手を取らないのを見て)よろしく!」
鞘「…ありがとう!」
かのんちゃんから差し出された手を、笑顔でしっかりと握り返す鞘師。わたしはひたすら「尊い…尊い…」と繰り返しつつ「これは本当に今目の前で起こっている出来事なのか、これは現実か」と自らを問い詰めていました。

お互いに対等のライバル兼仲間から、恒常で特別な関係性へと昇華する。わたしの理想のりほかのが、そこにはありました。


このりほかのを自らの目で目撃できたことは、本当に一生の思い出です。どこかに収録もされない、人々の口にのぼるだけになるだろうエピソードだけど、わたしにとっては、大切で、とっても嬉しくて、最高のお話。

鞘師から約半年後、かのんちゃんも卒業するけれど。でもきっとりほかのが築いた2人だけのつながりは永遠だ。そう信じられるから、わたしはりほかのが大好きでよかったなあと思うし、これからも大好きだと思い続けられます。